2026/4/7

使用承諾書とは?

建設業許可の申請では、

「使用承諾書」

という書類が必要になることがあります。

「賃貸契約書があるのに必要なの?」

「どんな場合に必要?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

使用承諾書とは

「その営業所を使用してよい」

と所有者が認めたことを証明する書類です。

建設業許可における使用承諾書について、わかりやすく解説します。

 

使用承諾書とは?

使用承諾書とは、建物の所有者が、

「この場所を営業所として使用してもよい」

と承諾したことを証明する書類です。

建設業許可では、営業所の実態確認が行われるため、この書類が必要になる場合があります。

 

なぜ使用承諾書が必要なのか?

建設業許可では、

・実際に営業所があるか

・事業ができる場所か

が確認されます。

そのため、

・賃貸物件

・自宅兼事務所

・他人名義の建物

などの場合、使用承諾書が必要になることがあります。

 

使用承諾書が必要になるケース

主に次のような場合に必要になります。

 

① 自宅を営業所にする場合

例えば、

・実家を営業所にする

・家族名義の住宅

この場合、所有者の承諾が必要です。

 

② 賃貸物件で事務所利用の場合

賃貸契約が、

・住居専用

になっている場合、使用承諾書が必要になることがあります。

 

③ 他人名義の建物

・知人の建物

・親族名義の物件

などの場合も必要です。

 

使用承諾書に記載する内容

使用承諾書には、次の内容を記載します。

・建物所在地

・使用者(会社名)

・所有者氏名

・使用目的(営業所)

・承諾日

・署名押印

これらが基本項目です。

 

使用承諾書の記載例

例:

私は下記所在地の建物について、
株式会社〇〇が建設業の営業所として使用することを承諾します。

所在地:〇〇県〇〇市〇〇
所有者:〇〇〇〇
日付:令和〇年〇月〇日

このような内容になります。

 

使用承諾書と賃貸契約書の違い

よくある疑問として、

「賃貸契約書があれば不要では?」

という質問があります。

賃貸契約書は、

借りている証明

ですが、

使用承諾書は、

「営業所として使用できる証明」

です。

用途が違うため、両方必要になる場合があります。

 

営業所の要件にも注意

建設業許可では、営業所について次の条件も確認されます。

・独立したスペース

・事務作業ができる

・常時使用できる

単なる物置や倉庫では認められないことがあります。

 

使用承諾書の取得方法

使用承諾書は、

建物所有者に作成してもらう

書類です。

特別な様式はありませんが、自治体の様式を使う場合もあります。

 

よくある注意点

使用承諾書で注意すべきポイントを紹介します。

 

① 所有者の署名押印

必ず所有者本人の署名押印が必要です。

 

② 所有者の確認

登記簿上の所有者と一致している必要があります。

 

③ 使用目的の明記

「営業所として使用」

と明記します。

 

添付書類が必要な場合

使用承諾書とあわせて、

・建物の登記事項証明書

・固定資産税通知書

などの提出を求められることもあります。

 

まとめ

使用承諾書とは、

営業所として使用する承諾を証明する書類

です。

必要になる主なケースは、

・自宅事務所

・家族名義の建物

・賃貸物件

などです。

ポイントは次のとおりです。

・所有者の承諾が必要

・営業所として使用する旨を記載

・署名押印が必要

使用承諾書は営業所の確認に重要な書類です。

事前に必要かどうか確認し、早めに準備しておくことで、スムーズな建設業許可申請につながります。