2026/3/30

専任技術者の条件とは?建設業許可で重要な要件をわかりやすく解説

専任技術者の条件とは?建設業許可で重要な要件をわかりやすく解説

建設業許可を取得する際に、必ず確認されるのが

「専任技術者の条件」

です。

「資格がないとダメなの?」

「経験だけでも大丈夫?」

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、専任技術者になるためには

「資格・学歴+経験・実務経験」

いずれかで条件を満たす必要があります。

専任技術者の条件について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

 

専任技術者とは?

専任技術者とは、建設工事の技術面を管理する責任者のことです。

具体的には、

・施工内容の確認

・品質管理

・安全管理

などを行い、工事が適切に進むように管理する役割があります。

建設業許可では、この専任技術者が営業所ごとに必要になります。

 

専任技術者の基本条件

専任技術者になるためには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。

 

① 国家資格がある場合

最もわかりやすいのが、建設業に関する国家資格を持っているケースです。

例えば、

・施工管理技士

・建築士

・電気工事士

など、業種ごとに対応した資格があります。

資格があれば、実務経験が少なくても認められる場合があります。

 

② 学歴+実務経験

建設関係の学科を卒業している場合は、実務経験と組み合わせて条件を満たすことができます。

・大学卒 → 3年以上の実務経験

・高校卒 → 5年以上の実務経験

この場合、学科の内容が建設業に関連していることが必要です。

 

③ 実務経験10年以上

資格や学歴がない場合でも、

10年以上の実務経験

があれば、専任技術者として認められる可能性があります。

この場合は、経験の証明が非常に重要になります。

 

業種との関係に注意

専任技術者は、

「どの業種の許可を取るか?」

によって必要な条件が変わります。

例えば、

・内装仕上工事 → 内装の経験や資格

・電気工事 → 電気の資格や経験

このように、申請する業種と一致している必要があります。

 

「専任」の意味とは?

専任技術者の

「専任」

とは、

その営業所に常勤していること

を意味します。

つまり、

・他の会社で働いていない

・常勤で勤務している

ことが必要です。

 

専任技術者の配置ルール

建設業許可では、

営業所ごとに専任技術者が必要

です。

例えば、

・本店 → 1人

・支店 → それぞれ1人

という形になります。

 

よくある注意点!!

専任技術者の条件で注意すべきポイントを紹介します。

 

① 名義貸しはNG

実際に働いていない人を専任技術者にすることは違法です。

 

② 他社との兼任はできない

専任技術者は、原則として他の会社の専任技術者になることはできません。

 

③ 証明書類が重要

・資格証

・卒業証明書

・実務経験の証明

などで条件を証明する必要があります。

 

専任技術者がいない場合の対策

もし条件を満たす人がいない場合は、

・資格を取得する

・経験者を採用する

・役員構成を見直す

といった対応が必要になります。

 

まとめ

専任技術者の条件は、建設業許可の中でも非常に重要です。

ポイントを整理すると、

・資格・学歴+経験・実務経験のいずれかで満たす

・業種との一致が必要

・営業所ごとに配置が必要

・常勤(専任)であること

・証明書類が重要

となります。

専任技術者の要件をしっかり理解し、早めに準備を進めることが、スムーズな許可取得につながります。

これから建設業許可を取得したい方は、ぜひ自社の状況を確認してみてください。