2026/3/25

500万円以上の工事を受けるには?

建設業を営んでいる方の中には、

「もっと大きな工事を受けたい!」

「売上を伸ばしたい!」

と考えている方も多いのではないでしょうか。

そのときに必ず関わってくるのが、

「500万円以上の工事はどうすれば受けられるのか?」

という問題です。

結論から言うと、500万円以上の工事を受けるためには、原則として建設業許可が必要です。

500万円以上の工事を受注するための条件や準備について、やさしくわかりやすく解説します。

 

なぜ500万円が基準になるのか?

建設業法では、小規模な工事(軽微な建設工事)については許可がなくても行えるとされています。

その基準が次のとおりです。

・建築一式工事:1,500万円未満

・その他の工事:500万円未満

つまり、500万円以上の工事(建築一式は1,500万円以上)を請け負う場合は、建設業許可が必要になります。

 

建設業許可がないとどうなる?

もし建設業許可がない状態で500万円以上の工事を受けてしまうと、

「無許可営業」

となり、建設業法違反になります。

その場合、

・3年以下の懲役

・または300万円以下の罰金

といった罰則が科される可能性があります。

また、元請や取引先からの信用も大きく失ってしまいます。

 

500万円以上の工事を受けるための条件

500万円以上の工事を受けるためには、建設業許可を取得する必要があります。

そのためには、主に次の条件を満たす必要があります。

 

① 経営業務の管理責任者

建設業の経営経験がある人が必要です。

・5年以上の経営経験

・役員としての経験

などで証明します。

 

② 専任技術者

工事の技術面を管理する人が必要です。

・国家資格

・実務経験(10年以上など)

で要件を満たします。

 

③ 財産的基礎

資金面の条件として、

・自己資本500万円以上

などが必要になります。

 

④ 誠実性・欠格要件

・法令を守る姿勢

・重大な違反がないこと

も確認されます。

 

許可取得までの流れ

建設業許可を取得するための基本的な流れは次のとおりです。

  1. 要件の確認

  2. 必要書類の準備

  3. 申請書の作成

  4. 行政へ申請

  5. 審査(約1〜1.5か月)

  6. 許可取得

準備期間も含めると、1〜2か月程度かかることが一般的です。

 

許可を取るメリット

建設業許可を取得することで、次のようなメリットがあります。

・500万円以上の工事を受注できる

・元請として仕事ができる

・会社の信用が上がる

・紹介や仕事のチャンスが増える

つまり、売上アップの大きなチャンスにつながります。

 

許可を取るタイミングが重要

「まだ500万円の工事は受けていないから大丈夫」

と考えている方も多いですが、実際には、

・急に大きな案件の話が来る

・元請から許可を求められる

といったケースもあります。

そのときに許可がないと、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

そのため、早めに準備しておくことが重要です。

 

まとめ

500万円以上の工事を受けるためには、次のポイントが重要です。

・建設業許可が必要

・無許可営業は違法

・許可取得には要件を満たす必要がある

・取得までには1〜2か月かかる

建設業許可は、単なる手続きではなく、事業を成長させるための大きなステップです。

これから売上を伸ばしたい方、大きな工事に挑戦したい方は、ぜひ建設業許可の取得を前向きに検討してみてください。

 

是非、志木市の渡邉行政書士事務所にご相談ください。