2026/3/21

許可番号からわかることは?

建設業許可を取得している会社には、

「許可番号」

が付けられています。

名刺やホームページ、事務所の看板などで見かけることも多いですが、

「この番号から何がわかるのか?」

と疑問に思ったことはありませんか?

実は、建設業許可番号には、その会社の許可内容や状況がわかる重要な情報が含まれています。

許可番号から読み取れる情報について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

 

建設業許可番号とは?

建設業許可番号とは、建設業許可を受けた業者に対して行政から付与される番号です。

この番号は、その会社が正式に許可を受けている証でもあります。

例えば、次のような表示です。

「東京都知事許可(般-5)第12345号」

この一つの番号の中に、いくつかの意味が含まれています。

 

許可番号からわかる4つの情報

建設業許可番号を見ることで、主に次の4つの情報を知ることができます。

  1. 許可を出した行政機関

  2. 一般建設業か特定建設業か

  3. 許可の更新時期

  4. 業者の識別番号

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

許可を出した行政機関

許可番号の最初にある

「〇〇県知事許可」

「国土交通大臣許可」

という部分から、どの行政機関が許可を出したのかがわかります。

・都道府県知事許可 → 営業所が1つの都道府県のみ

・国土交通大臣許可 → 複数の都道府県に営業所がある

つまり、その会社の営業所の規模や広がりがわかるポイントです。

 

一般建設業か特定建設業か

「(般-5)」や「(特-5)」といった表記の「般」「特」の部分で、許可の種類がわかります。

・般 → 一般建設業

・特 → 特定建設業

特定建設業は、大規模工事を元請として行う会社が取得する許可です。

そのため、

「特」

が付いている会社は、比較的大きな工事を扱う企業であることが多いです。

 

許可の更新時期

「(般-5)」の「5」の部分は、許可を取得または更新した年度(和暦)を表しています。

例えば、

・5 → 令和5年度

・4 → 令和4年度

建設業許可は5年ごとに更新が必要なため、この数字を見ることで、ある程度

「いつ頃更新された許可なのか?」

を把握することができます。

 

業者の識別番号

最後の

「第12345号」

は、その会社に割り振られた番号です。

これは行政が管理するための識別番号であり、特別な意味はありませんが、その会社を特定するための大切な情報です。

 

許可番号を見るメリット

許可番号を確認することで、次のようなメリットがあります。

信頼できる業者か判断できる

許可番号があるということは、行政の審査を通過している証です。

そのため、一定の条件を満たした信頼できる業者であると判断できます。

 

許可の種類や規模がわかる

一般か特定か、知事か大臣かを見ることで、その会社の事業規模や対応できる工事の範囲をある程度把握することができます。

 

更新状況の目安がわかる

許可番号の年度を見ることで、最近更新された許可かどうかの目安になります。

 

注意点もあります

許可番号があるからといって、必ずしも現在も有効とは限りません。

・更新をしていない

・許可が取り消されている

といったケースもあります。

正確に確認するためには、各都道府県の建設業者検索システムなどで調べることが大切です。

 

許可番号は会社の信用そのもの

建設業許可番号は、単なる番号ではなく

「会社の信用」

を示す重要な情報です。

そのため、

・ホームページに掲載する

・名刺に記載する

・営業所に掲示する

など、しっかりと活用することで、取引先からの信頼を高めることができます。

 

まとめ

建設業許可番号からは、次のような情報を読み取ることができます。

・許可を出した行政機関(知事・大臣)

・一般建設業か特定建設業か

・許可の更新時期

・業者の識別番号

これらを理解しておくことで、取引先の判断や自社の管理にも役立ちます。

建設業許可番号は、会社の信頼性を示す大切な情報です。

 

是非、志木市の渡邉行政書士事務所にご相談ください。