2026/3/10

建設業許可に必要な5つの条件とは?わかりやすく解説

建設業で仕事をしている方の中には、

「そろそろ建設業許可を取りたい」

と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、

「条件が難しそう!」

「何が必要なのかわからない!」

と不安に感じている方も少なくありません。

実は、建設業許可にはいくつかの決められた条件がありますが、その内容を一つずつ理解すれば決して難しいものではありません。

建設業許可を取得するために必要な5つの条件について、やさしくわかりやすく解説します。

 

建設業許可とは?

 

建設業許可とは、

「一定以上の金額の工事を請け負うために必要な許可」

のことです。

建設業法という法律によって定められています。

具体的には、次の金額以上の工事を請け負う場合に建設業許可が必要になります。

・建築一式工事:1件1,500万円以上

・その他の建設工事:1件500万円以上

この金額を超える工事を行う場合は、建設業許可を取得しなければなりません。

 

建設業許可に必要な5つの条件

 

建設業許可を取得するためには、主に次の5つの条件を満たす必要があります。

  1. 経営業務の管理責任者がいること

  2. 専任技術者がいること

  3. 財産的基礎があること

  4. 誠実性があること

  5. 欠格要件に該当しないこと

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

① 経営業務の管理責任者がいること

 

まず必要なのが

「経営業務の管理責任者」

です。

少し難しい言葉ですが、簡単に言うと

建設業の経営経験がある人」

のことです。

一般的には次のような経験が必要になります。

・建設業の会社で役員として5年以上の経験

・個人事業主として5年以上建設業を経営している

建設業は工事契約や資金管理などが重要な業種のため、経営経験のある人が必要とされています。

 

② 専任技術者がいること

 

次に必要なのが

「専任技術者」

です。

工事の技術面を管理する責任者のことです。

専任技術者になるためには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。

・建設業関係の国家資格(施工管理技士など)

・指定された学科の卒業+実務経験

・10年以上の実務経験

例えば、長年現場で働いてきた職人の方は、実務経験で要件を満たすケースも多くあります。

 

③ 財産的基礎があること

 

建設業では、材料費や人件費などの資金が必要になります。

そのため、一定の財産があることも条件になります。

一般的には次のどちらかを満たす必要があります。

・自己資本500万円以上

・500万円以上の資金調達能力

例えば、銀行口座の残高証明書で500万円以上を証明できれば、この条件を満たすことができます。

 

④ 誠実性があること

 

建設業では、契約や工事を誠実に行うことが求められます。

そのため、会社や役員に誠実性があることも条件になります。

例えば、

・不正な契約を行う可能性がある!!

・詐欺的な行為をする可能性がある!!

と判断される場合は、建設業許可を取得することができません。

ただし、通常の会社経営をしている方であれば、特に問題になることはほとんどありません。

 

⑤ 欠格要件に該当しないこと

 

最後に

「欠格要件」

です。

一定の条件に該当する場合、建設業許可を取得できないというルールです。

例えば、次のようなケースです。

・暴力団関係者である

・重大な法律違反がある

・破産して復権していない

これらに該当しないことが必要になります。

 

個人事業主でも取得できる

 

建設業許可は法人だけでなく、個人事業主でも取得することができます。

 

実際に、一人親方や職人として独立している方が建設業許可を取得し、元請として仕事を受けているケースも多くあります。

大切なのは会社の規模ではなく、これらの条件を満たしているかどうかです。

 

まとめ

 

建設業許可を取得するためには、次の5つの条件を満たす必要があります。

  1. 経営業務の管理責任者

  2. 専任技術者

  3. 財産的基礎(500万円以上)

  4. 誠実性

  5. 欠格要件に該当しないこと

これらの条件を満たせば、建設業許可を取得することができます。

建設業許可は、会社の信用を高め、仕事の幅を広げるための重要な制度です。

今後事業を拡大したいと考えている方は、早めに準備を進めておくことをおすすめします。